「平成29年 成年後見関係事件の概況 」が公表されました。

2018.03.28

最高裁判所事務総局家庭局から、平成29年1月から12月までの1年間における成年後見関係事件の概況が発表されました。

※成年後見関係事件とは・・・家庭裁判所における事件のうち、後見開始、保佐開始、補助開始及び任意後見監督人選任事件の総称です。

 

1年間の申立件数は、合計で35,737件で、対前年比約4.3%増加しました。(前年は34,249件)

 

選任された成年後見人等と本人の関係をみてみると、親族が成年後見人等に選任されたものは全体の約26.2%、親族以外の第三者が成年後見人等に選任されたものは全体の約73.8%となっています。親族以外の第三者が選任される割合が増えています。

 

親族以外の第三者(弁護士、司法書士、社会福祉士等)の中では、司法書士が最も多く成年後見人等に選任されています。(司法書士選任件数9,982件、対前年比約6.0%増加)

 

平成29年成年後見関係事件の概況

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