最高裁判所事務総局家庭局から、平成28年1月から12月における成年後見関係事件の概況が発表されました。
・申立件数は、ここ5年は、年間34,000件台を推移し、ほぼ横ばいです。昨年からは、わずかに微減しました。
・審理期間は、1か月以内に終局したものが、全体の45.5%でした。2か月以内になると、約77.4%になります。
・成年後見人等と本人との関係は9ページ(資料10)のグラフを見ると、司法書士が昨年に続き、トップになっています。
・配偶者、親、子、兄弟等の親族が後見人になった割合は、全体の約28.1%、親族以外の第三者が後見人になった割合は、約71.9%になりました。
平成28年 成年後見関係事件の概況