家庭裁判所に提出する「後見人等候補者名簿」に登載されているリーガルサポート所属の司法書士は、2年に一度、更新手続を行っています。名簿登載更新申請には、研修を受講して、必要単位を取得することが必要で、現在、この更新者向けのセミナー(全14講)が開催されています。
更新者向けセミナーは、7月から8月にかけて開催された新人夏期セミナーとは異なり、「セルフ・ネグレクトの問題への対応」「後見業務における災害対応」「精神障害者の対応と退院支援・地域生活を支える社会資源」など、焦点を絞って深掘りするようなテーマが多いのが特徴です。また、毎年、新たなテーマが企画されるため、長く後見業務に携わっていても、学びや発見がある研修となっています。
後見業務を行う際に知っておいた方が良いと思われる知識は多岐にわたるため、リーガルサポート所属の司法書士は、こういった研修も利用して、日々研鑽を積んでいます。