みなさん、「後見制度支援信託・後見制度支援預貯金」という制度をご存じですか?
「後見制度支援信託・後見制度支援預貯金」とは、本人の財産のうち、日常的な支払をするのに必要十分な金銭を預貯金等として後見人が管理し、通常使用しない金銭を信託銀行等に信託、預金・貯金する仕組みのことで本人の財産を適切に保護するための方法の一つです。
弁護士・司法書士等の専門職後見人が信託契約等を締結し、制度利用開始後、専門職後見人は辞任、親族等の後見人に引き継ぐ方法等で利用されています。
Q&A よくあるご質問 | 公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート神奈川県支部 (ls-kanagawa.jp)
この「後見制度支援信託・後見制度支援預貯金」に関する研修が令和4年度名簿更新者向け集中セミナーの第1講として下記の通り開催され、リーガルサポートかながわ所属の司法書士 尾上美子会員が講師を務めました。
日 時:令和4年10月15日(土)10時30分~12時00分
会 場:神奈川県司法書士会館及びオンライン
リーガルサポートでは、家庭裁判所や一般の依頼者から後見人等候補者や受任者の紹介依頼があった際に対応するため、「後見人等候補者名簿」制度を導入しています。
倫理研修・指定研修・ディスカッション研修等を含む規定の研修を受講している会員のみが「後見人等候補者名簿」に登載されています。