司法書士は、親族以外の第三者後見人の中で一番多く家庭裁判所から成年後見人等に選任されています。成年後見人等に就任した司法書士がどんなことをしているのか皆様に知っていただくため、リーガルサポート会員である司法書士の活動を、不定期で紹介していきたいと思います。
~湘南地区会員のある日の業務~
令和6年2月〇日 くもり
今日は、被後見人(本人)さんの夫の葬儀・納骨の日です。
先日、本人の夫が入院先の病院でお亡くなりになりました。
夫婦には子供がおらず、親族も遠方に住んでいるため、葬儀や納骨を行えるのは妻である本人しかいませんでした。しかし、本人は物忘れが多く、ひとりで葬儀等を行うのは難しい状況です。
そこで、私が本人の後見人として、本人と一緒に葬儀等の打合せをすすめ、葬儀・納骨を行いました。
亡夫は元気な間に自分が亡くなった際に、お経をあげていただく住職さんやお墓の永代供養のことなどを決めていてくれたので、どのような葬儀にしたらよいかあまり悩まずにすみました。
本人と一緒に亡夫を見送ることができて、ほっとした一日でした。
★専門職の後見人は、時として本人が親族として行う葬儀・納骨なども、本人のサポートをして一緒に行います。