司法書士は、親族以外の第三者後見人の中で一番多く家庭裁判所から成年後見人等に選任されています。成年後見人等に就任した司法書士はどのようなことを行なっているのでしょう？

成年後見人がどんなことをしているのか皆様に知っていただくため、リーガルサポート会員である司法書士の活動を、不定期で紹介していきたいと思います。

～横浜地区会員のある１日～

令和５年７月〇日　晴れ

今日は月に一度の被後見人（ご本人）さんの施設訪問の日。今年の３月までは換気のいい面談スペースや風除室でガラス越しなど、感染防止対策を徹底した面会でしたが、４月からマスクなどの対策をした上で、ご本人のお部屋でお会いできることになりました。

お会いする前にケアマネージャーさんから最近ご本人の発語が少ないと聞き、少し心配していましたが、お会いしてこちらが一生懸命話しかけると、ご本人もいろいろとお話してくださり一安心。中度の認知症の方なので会話はユニークなものになりますが、相手に関心を持って向き合うと反応が返ってくるというのは嬉しいことだなと思いました。

★専門職の後見人は、ご本人を定期的に訪問し、生活状況に変化がないか確認をしています。