10月27日(土)に外部講師として社会福祉士・精神保健福祉士をお招きして下記テーマの会員向けの研修会が開催されました。
テーマ:他士業の成年後見業務
講 師:社会福祉士・精神保健福祉士 雨宮徹先生
成年後見業務は大きく分けて財産管理業務と身上監護業務があります。司法書士が成年後見人に就任した場合も、本人の財産管理のみならず身上監護に関することも行います。そのうち身上監護につきまして、医療行為の同意の可否や、実際の本人への介護といった事実行為につき苦慮する場面が多く、本日の研修では、社会福祉士として成年後見業務をなさっている雨宮徹先生から、社会福祉士の視点で、身上監護を中心に講義をしていただきました。
研修では、講師の事例を交え、司法書士としても対応に苦慮することが多い身上監護についてご講義をいただき、今後の後見業務において、大変参考になりました。